音楽表現の法則をマスターすればあなたの演奏/指導は激変する!

[カザルス、コルトー、ティボー、ホロヴィッツ、ブゾーニ、ラフマニノフも学んだ画期的な音楽表現のための理論(法則)と表現法]
[あなたの演奏を瞬時に変えるリュシーメソッドによる音楽表現診断付スーパー実技レッスン]

Mathis Lussy

 リュシーの拍子とリズムの理論をもとに生み出された、世界ではじめての画期的な音楽表現のためのメソッドです。このメソッドの特徴はリュシーが発見した“法則”による楽曲分析法とそれに基づく音楽表現法にあります。

 従来から日本で行われている楽曲分析法は、形式や和声などを分析するいわゆる“作曲学的分析法”です。しかし、リュシーの分析法はそれとはまったく異なった、演奏家の視点に立った演奏に直結する“表現的分析法”です。
 
 演奏家が必要とする演奏要素は、フレージング、アクセント、アゴーギク(速緩の要素)、デュナーミク(強弱の要素)、テンポです。これらの要素を楽譜から読み取れればよいのです。それをリュシーは独自の法則によって可能にしました。
 
 では、ここでリュシーの法則を2、3紹介しましょう。

「旋律の最高音にはたとえそれが弱拍にあったとしてもアクセントがつく。」
「アッチェレランドは上行あるいは下行進行の途中において努力と活動の結果生じる。」「上行旋律はクレッシェンド、下行旋律はデクレッシェンド。」
「豊富な和声の曲、あるいは不規則なリズムで書かれた曲はゆっくりしたテンポを要する。」
これらはほんの一部ですが、これらの法則を用いて曲の分析を行うことによって、どの人にも演奏要素を読み取ることが出来るようになります。あとは分析結果をもとに演奏すればよいだけです。

 演奏の大家であるリスト、ハンス・フォン・ビューロー、ルビンシュタイン、コルトー、カザルス、ティボー、ラフマニノフ、ホロヴィッツ、シュナーベル、ブゾーニ、バレンボイム、リリークラウス、ハンスペーターシュミッツたちが用いていたメソッドです。